2023-01-01から1年間の記事一覧

薬屋のひとりごと(漫画)

ここしばらくアニメ化でやたら宣伝されていたのだけど、なんかあんまり好きじゃないなあ、面白くなさそうと思っていた。どっこい、めちゃくちゃに面白かった。食わず嫌いもなんなんでちょっとだけ読んでみようかなと手にとったら一気に最新刊+最新話まで読…

どうする家康 29-30

伊賀を超えろ! 久しぶりのびっくりマークつきタイトル。面白要素も多く緊迫回続きを和らげる。逆張りしてとんでもない波瀾ルートをゆくがゆくがゆくとなんと正信と再開である。影を買って出る配下を多く持ちさらに配下を守ろうと名乗り出る将は首がつながり…

どうする家康27-28

安土城の決闘 骨太の回。仮面を貼り付けた家康と、ライバルの足を掬おうとしてオウンゴールしてしまう明智光秀。家康の仮面を剥ぎ、すべてお見通しで討たれるために京に入る信長公。理不尽パワハラシーンめっちゃこわかったが、面子もお先も丸潰れの光秀が動…

どうする家康26

ぶらり富士遊覧 冒頭から月代剃っててイメージチェンジがわかりやすい。月代ってどうしても慣れない、しかも剃り上げ途中なのにつやつやロング落武者ヘアですら凛々しい。壊れちまった家康。そんな殿との不協和音にジリジリしながらもみんなで五平餅食ってる…

十月歌舞伎

九月歌舞伎(秀山祭)

もううっかり十月だが九月の歌舞伎座、昼公演について書き留める。九月は伝統的演目揃いで安定感ある。 金閣寺】 桜花の吹雪が幻想的でほおっとなる。掃除衣装のことは考えない考えないと思ってもあれで次幕は間に合うのかなと気になるくらいの大掛かりな桜…

きみの鐘が鳴る

いやもうなんも言えねぇ…という感想なのでとくに心に残った文章を書き留めておく。 -- 「いいだろう、この学校に通いたいか?」 父にそう訊かれたから、うん!と答えた。 「ぼく、この学校がいい!」 (略)軽い返事だった。こんなにも拘束力があるとは知らな…

どうする家康23-24-25

瀬名、覚醒 於愛の方、おもしれー女枠の架空の人物。涙のちょちょぎれるしんみり回。 築山へ集え! 現役を下りた氏真の描写は良かった。お方様に手を添えて。みんな戦いの渦でおかしくなってしまうんだ。強者のみがずっと狂っていられる。 築山殿の夢は天下…

どうする家康22

設楽原(したらがはら)の戦い サルよ、信長よ、なにその茶番〜!と思ってたらちゃんと代弁者いた。 「くっそぉ!くそみたいな芝居じゃあ〜!!」このセリフとても良き。くよくよメソメソしていたころが嘘のような唸るブチ切れ。 そしてミッションほぼインポッ…

どうする家康21

「長篠を救え!」 信長のちょんまげに全部もってかれてなんも話入ってこない。まだ折り返し地点前なのにもうちょんまげ開始かあ、ザンバラ派なので残念である。 しかもちょんまげ似合ってなくないか。こんなにちょんまげ似合わない男前もそうそうおるまい。…

どうする家康20

「岡崎クーデター」 消えてたので書き直し。 暗く重い進行からのどんでん返し、清々しい。大負けの三方ヶ原とお膝元の謀反を経て顔色が変わった家康公。そして次回はいよいよ長篠の戦いだ。天下取り三大合戦である桶狭間、長篠、関ヶ原のひとつである。教科…

歌舞伎座ラインナップ

十一月かなり気になったのだけど見送り。予定のやりくりができず。年末進行突入である。あとはインドに疎かったのもある。インド映画みたことないのだけど見てみようかな。とかいってたぶん見なそう。 そして十二月は天守物語がかかったのでこれは絶対に観る…

どうする家康19

「お手付きしてどうする!」 惨敗の三方ヶ原戦、そしてここからが戦国急転直下、運命の分かれ道である。だのにいわゆる、どうする回である。 不遇の側室はあざとい侍女として描かれていた。いやーめっちゃあざとい。きれい系女性ばっかりの職場で見聞するあ…

どうする家康17-18

「三方ヶ原合戦」 シリアス回にはタイトルにどうする?がつかないのでわかる。これはつらい戦いになる。 「真・三方ヶ原合戦」 平八郎とおじ上。めちゃくちゃ良かった。なんとまあこんな要の戦でまで飲んだくれてと思いきや、あれは特攻するための酒だったん…

おじゃる丸とAI

「言われたもの出しますからくり」 このからくり実質chatGPTである。うまく取り込んでくるなあ。学習させるためには「食べさせる」のがいちばんなのだがロボットは食べられないもんね。学習が難しすぎて結局あきらめてしまうおじゃるであった。 chatGPTのト…

どうする家康16

「信玄を怒らせるな」 助走のシリアス回。甲斐は貧乏だったんだなあ。貧しさの描写が凄まじい。 ただこの設定を元に考えると信玄ってほんとに強かったのか。なぜなら周辺武将はそこまでして甲斐がほしくないから。ハイリスクローリターン戦である。拮抗を保…

どうする家康14-15

「金ヶ崎でどうする!」 久々に熱くドラマチックな回。猿ウゼエェェェ。もう役者さん天才なんじゃないの。あんなにエキセントリックでいながらぜんぜん浮いてない。ああ猿だもんね、で納得しちゃう。 そしてあのうつくしい海岸線、うまそうなカニ、おめでと…

歌舞伎座の予約

錦秋歌舞伎を予約。そういえば十月ってあんまり見たことないかも。とにかく手頃な価格のチケットから売り切れていてこれはまさに寺島しのぶ効果ではないか。夏休みより足がはやいくらい。山田洋次監督の惹きもありそう。 九月も行きたいのだが一幕チャレンジ…

どうする家康13

「家康、都へいく」 家臣たちのワイワイも息があってきて楽しい。冒頭シーン総集編とかみたい。 さて上洛回。京都って意外と時の武将が交流してる。明智光秀はこういう解釈か。こんな底意地悪いジジィは私の思い描く明智光秀じゃない。三日天下では後世に意…

「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ

少し待てば見られる刀鍛冶の里第一話のために劇場へ。でも行って良かった、遊郭おさらい編ですでに感涙だった。時期的に紅白のLiSAさんの余韻もあったもの。 蜜璃ちゃんはビジュアル的にアウトであんま好きじゃない、あれは蛇の純愛を際立たせるため必要な設…

映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)

今回の脚本は古沢良太さん。どうする家康もあるし大忙しじゃん。 新作ドラえもんを世に出そうと制作がわが頑張ってる感じはするが、やっぱオーソドックスなドラえもんのが好きだなあ。新作のいちばんはずっとカチコチだし、旧ドラ映画のリメイクすらなかなか…

長ぐつをはいたネコと9つの命

自分では選ばない映画だなーと思いつつ、つきあいで見た。最終的にはすごく良い気持ちで見終わったけど、外国アニメの圧の強さというか狙い感みたいなものがあんまり性に合わない。おそらく教訓やらメッセージを詰め込みすぎなんだ。 それが嫌らしくないのは…

シン・仮面ライダー

配給が仮面ライダーしばりなのか、シン・ウルトラマンとは違う映画館で上映していた。上映館数も少なめ。だが、かなりのロングランで席埋まってたので好調だったのだろう。 グッズは初週でめぼしいものは売り切れ。キッズはほとんどおらず客層は男性多く、昔…

スラムダンク(映画)

評判よいので見てみようと事前情報なしで映画館へ。そしたらいきなり山王戦で、もう終わりじゃん。 どういうこと?と呆けていると、試合中に回想が始まる。なるほどそういうことか。でもこのペースで2時間もつのかなと要らぬ心配をしてしまったが大丈夫だっ…

なろう探索

ランキングあんま見たことないのだけど累計総合、圧巻の転スラ1位だhttps://yomou.syosetu.com/rank/list/type/total_total/ 累計短編でちょっとずつのぞいていたらこれがめっちゃくっちゃ面白かった どういうこと笑 (短編)懺悔室バイト初日に皇帝陛下が懺…

どうする家康12

氏真(うじざね)のクソ城主ぶりをVTRで振り返る回。あんなことこんなことあったでしょう。奥方への「足手まといがッ」発言でもう情状酌量の余地なしである。マジで将の才なし。 結局、懐深い奥方と情を捨てきれぬ弟分のおかげで首つながった。北条へ逃げ延び…

名探偵コナン 黒鉄の魚影

魚影と書いてサブマリン。 近年、めきめきと興行で数字をあげているコナン映画。最近のコナン映画は面白いと聞き、去年見に行って古谷ーーーー!!ってなった。まんまと捕獲された。幼少時にテレビで見たコナンと違い、知らん人がいっぱいいた。この1年で黒…

大蛇に嫁いだ娘

ときたろーーーー!!!! タイトルと導入でセクシャルな漫画かなと思うじゃないですか。自分も横目で気にしつつけっこう長い間読んでいなかった。読者の間口がめちゃくちゃ狭い漫画なのである。しかしひとたび手にとり数巻読んだらもう虜である。ただのでか…

君たちはどう生きるか(映画)

まず、思ってたのと違った。 前回が「風立ちぬ」でしょう。さらに同タイトルの「君たちがどう生きるか」という書籍や漫画が店頭に出ていて、それ読んでるでしょう。てっきりあの本が原作なのだと思うじゃん。全然違った。 もう最初から違う、お母さんあっさ…

マリオの映画_ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

マリオのCG映画。switch持ってないしマリオカートもやったことないけど2回みた。 話はとくに起伏なく1本道でファン感謝祭って感じの映画。最初はうっかりGWに見に行ってしまい激混みも激混みだった。たしか封切り後4週くらいずっと着席率100%近かったはず。…