評判よいので見てみようと事前情報なしで映画館へ。そしたらいきなり山王戦で、もう終わりじゃん。
どういうこと？と呆けていると、試合中に回想が始まる。なるほどそういうことか。でもこのペースで2時間もつのかなと要らぬ心配をしてしまったが大丈夫だった。宮城リョータの半生を見た。ほんとに全国いくようなプレイヤーはこんな感じで生前走馬灯が頭の中にかかるのかな。
ファースト＝スラムダンクと銘打っておきながら最後の試合みせてくるとはなかなか癖が強いのだが、終わりの始まりならぬ、ここからがスタートってヤツだ。私にはスタートだったの、集英社にはゴールでも。この余韻と全巻大人買いできる巻数に収めたことがレジェンドの勝因である。閑話休題。
しかしとにかく酔う、画面に酔う。できればふつうのアニメーションが良かったなあ。中盤にはCG酔いもおさまって、「リョータ〜〜〜〜！！！」ってなってた。すっかり宮城にロックオン。昔マンガを読んだもののサクラギとルカワ以外あんまり覚えてなかったが徐々に思い出してきた。
若いころはルカワかっこいいとしか思わなかったがああいう過集中で口数少ないタイプは生活圏に入るとウザさしかない。一緒に住んだり結婚するなら人や周りをよく見てる宮城メガネゴリあたりに狙いを定めるのが吉だろう。
中でもいい男ランキングでいったら断然宮城だった。もし中高生の時点でミヤギを選んだ女子がいたなら筋が良い。見る目あると思う。
