シン・仮面ライダー

配給が仮面ライダーしばりなのか、シン・ウルトラマンとは違う映画館で上映していた。上映館数も少なめ。だが、かなりのロングランで席埋まってたので好調だったのだろう。

グッズは初週でめぼしいものは売り切れ。キッズはほとんどおらず客層は男性多く、昔の仮面ライダーファンか監督ルートか。

とにかく前半が暗い。話も暗いし映像も暗い。あろうことか寝てしまった。でも大丈夫、最初の20分飛ばしてもまあまあ話通じる。

そしてクモオーグ登場。曲がとってもかっこいい。

サソリオーグは完全に噛ませでそそくさと倒されて退場。あとから長澤まさみだったと知る。最初この人すごい下手だなと思ったけどあれは低予算特撮の女怪人をセオリー通りに演じ切るという二重演技だったのだ。さすがシリーズ連続出演のまさみ様。わかっている。

そして終盤登場のライダー2号が突き抜けていて面白い。空気読まない男の真骨頂。これ元祖2号がもともとお笑い担当だったみたいで、こんな重い映画を軽やかに仕上げてくれる。

そして大トリは圧巻の森山未來。じゃーおれは0号だ(細かい台詞はうろ覚え)なんてスッと挟み込んでくるマウントが心地良い。