311の夜に

さまざまな幸運で午後9時には家に帰れたのだが、あの日は本当に異様だったと思う

家族や友達や仲間がいる幸せを感じたし、一方で友達はあくまで友達なのだとも思った

これはコロナ禍でもそうだったが極限状態ではやはり家族が必要だ。べつに家族という形でなくとも構わないが、命綱を預ける運命共同体を有していないと自分は消えてしまいそうだった。こんな人間は悪い宗教につかまらないようにしないと