プロミス・シンデレラ(漫画)感想続き

(内容、結末に触れている感想)

 

 

 

 

 

プロミス・シンデレラの本編について何も書いていなかったので続き。とにかく男性がかっこいい。素敵。ハッとするほど魅力的。最初にちょっと読もうかなと思ったのもカットで見た主人公がイケメンだったからだ。女性描写はそこまで気合い入っていないところがまたよい。とりあえず絵柄目当てで読み進めて作者名みてあれどこかで見たな?と途中で気がついた。ホタルの嫁入りの人だと。そこからは実力証明書つきなので一気に購入してしまった。

 

主人公の壱成くん。これっていしだ壱成?と思ったり思わなかったり。最近の人は知りませんね。(と思ったら逃走中に出ていた) とにかく全員キャラ立ちすぎなの。素晴らしい。

離婚のくだりで元旦那クソだなと思っていたけど読了すると、いやあれは中立に冷静に考えても菊乃のほうが支えが必要だったと思えてしまう。それが全体最適。心優しい人間は1匹のはぐれた子羊を追いかけて残り99匹をほっぽらかしてしまうのである。それに整形前から、いじめられていた時代からその内面で好きになっていたわけでしょう。人格者すぎないか。一周まわって元旦那いいヤツじゃん。

謎解き仕立てにするためか終始、成吾の描写がぶれぶれなのだけど菊乃の言葉に「うん」って聞いてあげてるところがとても良かった。あれが本来の素の成吾なんだろうなあ。その後次々とカップル誕生するのだけど成吾と澪だけがお互いどこに惹かれたのか良くわからなかった。初恋の女が自分に振り向かないタイプだったからその後も自分に興味ない(ふうの)女性に惹かれてしまったのだろうか。

無事に第一子も誕生して幸せエンド。しかしここは多少でも早梅の過去喫煙に触れてほしいところ。ていうか壱成まわりの高校生やんちゃグループ誰も喫煙してない。タバコとか今どきダサなんだろうなあ。不良にすら見向きもされないタバコ業界哀れ。

スピンオフの吉寅英二編が格段に良かった。これがホタルの嫁入り構想につながるのだろうか。悦子さんもめっちゃ美人だし気丈夫だしそういう女好き。この回はほんと良かった。